「水曜に取り寄せたお酒で土日(週末)を楽しむ」がモットー(志向)。
毎日をゆるく生きる水取 日土志の緩ライフを毎週ゆる〜くご紹介。

さて、今週はどんな緩ライフを過ごしているでしょうか……

今週の晩酌酒

賀茂金秀 純米吟醸 山田錦 生

夢の生×生タッグ!
カモキン&ユッケペア登場

世界から注目を集め、
日本の中でもとりわけ人気の観光地
「ヒロシマ」。

今回ご紹介するお酒は、
そんな広島県に蔵を構える
金光酒造さんの銘酒「賀茂金秀」である。

至極まじめな導入。
身を引き締めて新成人の心持ち。
初心忘るべからず。

と息巻いてみても
何かで示さねば心許ない。

というわけで先週に引き続き
祈願成就の必須アイテム
だるまさんにご登場いただく。



じゃじゃじゃじゃーん!
「高崎(上州)だるま」

全国のだるまの約8割を占める
王道だるま様だ。

しかも全面ゴールド。
賀茂金だけに金のだるま。なんちて笑。
もはや「後光」ってレベルじゃない。
ほぼゴールド聖闘士。

こんな素晴らしいもの
どうしたかって?

地場系山具メーカー「snow peak」の
福引きで当たったのさ。
なんて幸運。なんて幸先。

さっそく筆入れしてゲンを担ぐ。
願いを込めて左目(向かって右)に
目を入れるのだ。

目入れが済んだら、
だるまさんに見守っていただきつつ
本日の主役にご登場いただこうかしらん♪


「賀茂金秀 純米吟醸 山田錦 生」

商品を見る(720ml) 商品を見る(1800ml)

出たーーーーー!
賀茂金秀(かもきんしゅう)、
通称カモキン、晩酌初登場につき
ジュンギンでしかもヤ・マ・ダのナマッ!
(篠原 涼子ねえさん風でお願いします)

実は「賀茂金秀」で使用される麹米の
ほとんどは「雄町」米。
山田錦100%のお酒ってかなり希少だと
かがた屋酒店の新人が息巻いていた。

この山田錦の栽培地は、
広島県は「造賀(ぞうか)」ってとこ。
金光酒造のある東広島市の同市内にある。
テロワール感がパない。

かつ、この生酒は、
抜かりなく手を挙げた酒屋のみが
瓶詰めしてもらえるという完全予約制。

で、一回限り。
次回以降は全部火入れになるらしく
さらに希少。もう迷わない!

そしてカモキンに合わせるなら、
と思って用意したのがこいつ。



「生ハムユッケ」


お上の規制が強まり
幻になりつつある生肉系食習慣。

しかし神を欺く逃げ道があった。
生ハムである。燻製や熟成を経ているが
れっきとした非加熱食肉製品だ。

生ハムは何でも構わない。
どうせ細かく切り刻むんです。
5mm角くらいのみじん切りにね。

いま時分はその辺のスーパーに
手頃な価格で切り落としが
売っている。今日もそう。
1パック300円未満。

付け合わせは本場じゃ梨だが、
こちらは元々亜流。こだわらない。

今日はキュウリと季節野菜のカブが
冷蔵庫に入っていたので
楽しく刻んで細切りに。

別皿にタレも用意。
こちとら王道、ニンニクごま油。
味付けは塩こしょう&醤油は
ちょろり数滴、香り付け程度が吉。
好みでうま味調味料を半つまみパラン。

盛り付けたら、
最後に黄身を真ん中に乗っけて完成。
ザ・肉満月。よく分かんないけど。



カモキンはよく特純を飲むが、
チリチリ感のあるフレッシュさが魅力。
デミチーズハンバーグなどの濃い味に最高。

どっこいこちら、
殊の外しっかりと味わいがある。
しかしどこまでも澄んでいる。

誰も立ち入らない深い森の中に
ひっそりと存在する
美しい湖のそれだ。

森に棲む動植物の拠り所たる
まさしく命の源泉。
湧水がこんこんと吹き出し、
広葉樹の葉が湖底にしんしんと
積もっている。

後味のGOODビターは
真夜中の情景。
ベートーヴェンの『月光』
が遠くに聴こえる。バカ渋。

キュウリかカブを数本取って、
その上に生ハムユッケをつまんで乗せる。
一緒に口に運んだら、
飲み込む前にカモキンで追っかける。

肉の甘みを引き立て、
カモキン特有のチリチリ感が
小気味良い程度に弾ける。

味わい深い。潔いキレ。
「賀茂スパー金グ・ウマックス!」

冷えたカモキンがゆったりと
温度をあげると、
ビターさは鳴りを潜め、
雲間から差し込む光ように
柔らかな甘味が顔を出す。

『月の光』(ドビュッシー)の
優雅な旋律に身を震わせ
感動のフィナーレ。



だるまさんに
何を願ったかって?
それはもちろん“トップ当選!”

コラッ! 睦月(むつき)から
何を訳わからん冗談言っとーる。

本当は、かがた屋酒店で
お酒を買うと貰えるポイントを貯めて
店員が着ているTシャツをゲットする。

それか、お酒の講義「かがた屋大学」に
ポイントで受講してやるんだいっ。

そのためにお酒をいっぱい飲む。
でももちろん健康が大事。
上手に嗜む。

これが目入れに込めた
オイラの魂なり。
以上。

ほいじゃーね!

日土志の願掛けを
そっと見守ったゴールドな一本。

お取り扱いは、
「かがた屋酒店」および、
「Online Store かがた夜酒店」にて。

少しでも多くのお客様に飲んでいただきたいので、
お一人様1本限定となります。
お早目にご注文ください。



日土志が飲んでいるお酒

賀茂金秀 純米吟醸 山田錦 生
(かもきんしゅう じゅんまいぎんじょう やまだにしき なま)

商品を見る(720ml) 商品を見る(1800ml)

今週のつまみ

<生ハムユッケ>
生肉ロスの皆様へ捧ぐ。付け合わせの野菜は
細かく刻んでまぜまぜしてもウマシ!


まいばすけっと 西小山駅前店
〒142-0062 東京都品川区小山5-22-11

プロフィール

水取 日土志
(みずとり ひとし)


38歳(男性・独身)。西小山在住。
近所のかがた屋酒店でお酒を買って晩酌するのが一番の楽しみ。
出世するつもりは毛頭なく、職場でもお酒のことばかり考えている。
最近、ウンチクが過ぎて部下にウザがられていることを自覚したのか、
酒屋で仕入れた情報は、もっぱら猫か、かがた屋の新人にだけ話している。
西洋かぶれの一面もある。外見からは想像できないくらいチャーミング。

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