「水曜に取り寄せたお酒で土日(週末)を楽しむ」がモットー(志向)。
毎日をゆるく生きる水取 日土志の緩ライフを毎週ゆる〜くご紹介。

さて、今週はどんな緩ライフを過ごしているでしょうか……

今週の晩酌酒 vol.51

[1人1本/限定5本/3年貯蔵]出羽桜 天空蔵「酉」大吟醸 1800ml

大本命! 限定5本の出品大吟醸は
3年貯蔵の神々しき干支ラベル



知名度として全国区ながら
歩みを止めないイケイケな酒蔵がある。
その名を出羽桜酒造という。

現在、吟醸王国の名を欲しいままにする
「山形県」だが、ある酒の登場が、
吟醸王国と呼ばしめる大きなきっかけになった。

「出羽桜 桜花 吟醸酒」




ご存知のむきも多かろう。
出羽桜酒造が1980年に発売すると、
吟醸酒の代名詞的存在として
長年に渡り君臨し続けている銘酒。

当時、吟醸酒は品評会用もしくは、
贈答用の高額品としてしか造られておらず、
中々口にできるものではなかった。

そんな吟醸酒を割安な価格で販売。
手頃に購入できるものにしてくれた功績は
計り知れないほど大きい。ありがとう!

また、これが契機となって
ある社会現象が巻き起こった。
世にいう「吟醸酒ブーム」の到来である。

それでもとどまることを知らないのが出羽桜酒造。
その後も同蔵の造る酒は、
全国新酒鑑評会12年連続金賞受賞やIWC
(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)
史上初となる2度のチャンピオン・サケに輝くなど、
国内外からの評価はいや増すばかりである。

心新たに始める
オイラの「今週の晩酌 vol.51」。
本日紹介するのは、
「吟醸=GINJO」を世界に広める出羽桜のお酒です。



[1人1本/限定5本/3年貯蔵]
出羽桜 天空蔵「酉」大吟醸 1800ml


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ふほーーーーーーーーう!
酉がモチーフの華やかで美しきラベル。
桐箱インの格調高きシルエット。
さすが極小限定品。雅でゴージャス!

2017酉年も残りわずか、今年を総括、
締めくくるにふさわしい御姿である。

それもそのはず、
元々は鑑評会用として造られた
山田錦の精米歩合35%。
すべからく王道中の王道をいく出品酒大吟醸。
1998年に完成した出羽桜酒造が誇る
「天空蔵」で仕込まれた逸品よ。



↑出羽桜酒造・仲野 益美 社長と
天空蔵「酉」大吟醸


精米所を擁する天空蔵で
希望歩合まで米が割れぬよう磨くこと丸4日以上、
時間にして100時間を費やしている。

精米することからして慎重に丁寧に万全を期す。
横綱相撲! 手間・暇・費用がかかってんだ!

そうして造られた出品大吟を
氷温-5℃の冷蔵庫でじっくり大切に
まさかの3年間貯蔵。

こうして酉年、破魔の翼を得て
ついにお披露目されたのが、
この「天空蔵 熟成大吟醸 酉ラベル」であるわけだ。




さっき、酉がモチーフって言ったけど、
「出羽桜」と書かれた文字をよーく見てミソ。
鳥さんが何匹隠れてるか。

「出」に1羽、
「羽」に1羽、
「桜」には木にとまった5羽が見える。

七羽の鳥、つまり、ラッキーセヴン!
七福神の「七」だし、!
今年は2017年で末尾が「7」!

体調も運気も絶好調の縁起良しで
来年へ引き継ぎたい年末だ。
酒肴にもさらなる縁起を担がせる!





柿である。
ど? 普段はただ剥いて切るだけだが、
ネットで見つけた素敵な盛り付けを真似てみた。
案外上手くできた自画自賛。

なぜ柿か?
柿は物事がうまくいく縁起物とされたり、
お金を「かき」集める語呂合わせから、
金運を招くともいわれる。

たまに五角形の柿が実るため
五角=ごうかく(合格)になぞられもする。
すごいこじつけ。
だが、古来より縁起界(そんな界があればね)では、
平民出のスーパースターだ!

さらには、二日酔いに効くことでも有名な柿さん。
酒の伴にすれば、二日酔いの治すどころか、 前提として二日酔いにもならないってワケ。
準備が大事ってヒデ・ナカタも言ってたし、
(ケイスケ・ホンダも)
完璧な布陣じゃね?!

しかも今日は、庄内柿。
出羽桜と同じ山形県出身。
同郷のよしみでくんずほぐれつ
よろしく飲(や)ってくれいっ!




まずは出羽桜を一献。

昇り香は甘やかで華やかながらも
落ち着き払って淑女の装い。
3年の月日はここにも好影響。
で、ひと口。

「ん?! ……ワワワッ、なんじゃこりゃ!」

3年貯蔵とはいえ、氷温−5℃さね。
そこまで熟れ感はないと思っていたが、
強烈な左カウンターをくらった。
驚愕の味のノリ。まろやかで奥深い。

但し、いわゆる熟成酒とは趣を異にする。
味わいも違えば、香りも一線を画す。
香ばしい熟香ではなく、
華やかさの中に隠れたメープルシロップ。
そして、ただ一身に旨い!
濃醇旨口代表キャプテン背番号10!

これは柿と合う。
食べなくても分かる。でも食べる!




柿を一切れ食し、出羽桜で追っかけると
柿がよく熟れてて甘いといっても、
実際はエグミがあったことに気づかされるよ。

柿独特の青臭い香り、
藁とか、日向に干したお布団みたいな香りと
タンニン由来のエグミが出羽桜と出合い、
唯一無二の複雑玄妙なネオ・ユニバースが生まれる。

酉は今、大酉となって羽ばたき、
「混沌たる宇宙に出羽の桜が
ニューワールドオーダー(新世界秩序)を
もたらしたウマックス!」





それにしても事件的ウマさ。
「日本酒は辛口しか認めない」とか
「アル添(アルコール添加)は飲まない」
とか言ってる御仁に是非とも飲んでいただきたい。

酒はここまで旨くなる。
その真実を身をもって語る極上の大吟醸酒さ。

今年も残すところ2ヶ月だけど、
こいつぁ飲んでご利益あるかもじゃね?!
そうさ、
縁起は自分から担ぎに行かなきゃな。
ほいじゃーね!






吟醸酒ブームの立役者であり、
全国新酒鑑評会12年連続金賞受賞、
IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)
史上初2度のチャンピオン・サケなど
国内外で数々の賞を受賞する出羽桜酒造。

そんな大本命の酒蔵が造った、
鑑評会出品用の大本命大吟醸を
氷温-5℃の冷蔵庫に3年寝かせた極上酒です。

3年間も貯蔵したとは思えぬ綺麗なボディと
氷温貯蔵とは思えぬほどノリに乗った
まろやかで奥深い味わいに誰もが驚くことでしょう。

幸運を呼ぶ7羽の酉(鳥)が描かれた
縁起の良いラベルと
桐の化粧箱に設えられて
神々しささえ感じます。

限定5本。
お早目にご注文ください。




日土志が飲んでいるお酒

[1人1本/限定5本/3年貯蔵]出羽桜 天空蔵「酉」大吟醸 1800ml

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今週のつまみ

<庄内柿>
猿蟹合戦など昔ばなしにも登場する柿。日本人には馴染みの深い果物だよね。甘さもちょうど良くて大好きさ!



808+(ヤオヤプラス)西小山店
 

プロフィール

水取 日土志
(みずとり ひとし)


38歳(男性・独身)。西小山在住。
近所のかがた屋酒店でお酒を買って晩酌するのが一番の楽しみ。
出世するつもりは毛頭なく、職場でもお酒のことばかり考えている。
最近、ウンチクが過ぎて部下にウザがられていることを自覚したのか、
酒屋で仕入れた情報は、もっぱら猫か、かがた屋の新人にだけ話している。
西洋かぶれの一面もある。外見からは想像できないくらいチャーミング。

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