水取日土志の
SAKEディプロマへの道

お酒をこよなく愛する水取 日土志(みずとり ひとし)が、
日本酒・焼酎のソムリエ「SAKE DIPLOMA(サケ・ディプロマ)」の
資格認定を目指し、奮闘する姿を追っていく、
いわば検定試験の対策講座です。

SAKEディプロマ(SAKE DIPLOMA/酒ディプロマ)とは

日本ソムリエ協会(J.S.A.)主宰の狷本酒・焼酎に特化“した認定制度で、正式名称は
「J.S.A. SAKE DIPLOMA」(2017年発足・新設)。いわば日本酒・焼酎のソムリエのこと。

「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されるなど、日本食が国際的な注目を集める中、その果たす役割が重要な位置を占める日本酒と焼酎。そんな日本酒・焼酎に関する知識と技量の向上によって、国際舞台における日本の食文化が、より一層普及・向上すること、またそれを担う人材の育成を目的に新設された認定制度です。

ちなみに『ディプロマ』とは認定機関が発行する卒業証明書のこと。
ディプロマ取得者は、ある特定の課程を修了し、学位や単位を取得したことを示す。つまり、SAKEディプロマって、言い換えれば『酒博士』ってことだね

日土志といっしょなら試験なんか怖くない!
お酒にまつわるアレコレを、楽しみながらレッツスタディ!

目指せ! SAKEディプロマ

祝☆合格! J.S.A. SAKE DIPLOMA

今週のテスト

Q01.次の中から酒税法における清酒の定義として正しい条件を1つ選びなさい。
アルコール分が22度未満のもの
アルコール分が23度未満のもの
アルコール分が24度未満のもの
アルコール分が25度未満のもの
Q02.特定名称酒のうち、吟醸酒と表示できる要件に合致するものを1つ選びなさい。
精米歩合が50%以下で、麹米使用割合が15%以上
精米歩合が55%以下で、麹米使用割合が10%以上
精米歩合が60%以下で、麹米使用割合が15%以上
精米歩合が65%以下で、麹米使用割合が10%以上
Q03.次の中から日本酒の海外輸出数量(単位kl)の推移(2001年と2011年の比較)として正しいものを1つ選びなさい。
10年間、横ばいである
10年で、約2倍に増えた
10年で、約5倍に増えた
10年で、約10倍に増えた

解答

  • Q01.

    「アルコール分が22度未満のもの」

    なお、酒税法では、アルコール分の濃度を体積%(vol/vol%)ではなく「度」で表示する。
     
     

  • Q02.

    「精米歩合が60%以下で、麹米使用割合が15%以上」

    特定名称酒は、こうじ米の使用割合(白米の重量に対するこうじ米の重量の割合)が、15%以上でなければ認められない。

  • Q03.

    「10年で、約2倍に増えた」

    2011(平成23)年度と2015(平成27)年度の比較では、4年で約1.3倍の伸び。また、2009(平成21)年度に前年割れがあったが、その後は6年連続で、海外輸出数量の過去最高を更新し続けてている。

日本酒の定義と分類について
日本酒の厳密な定義は「酒税法」に基づくけど、例によって理解が難解なため、
教本(※)にまとめられた“定義の概要”が簡略で理解しやすい。

日本酒の分類に関しては、特級・一級・二級の3つに分類されていた、かつての「級別制度」が廃止されたこと。
変わって「清酒の製法品質表示基準」(国税庁告示)による特定名称酒(8種類)の制定が大きな話題である。
また、ここでは商品ラベル等に表示しなければいけない事柄や記載ルールも併せて勉強します。

※……J.S.A. SAKE DIPLOMA認定試験の受験者に配布される教本
日本酒の歴史について
日本酒の歴史は古く、弥生時代にはすでに米の酒が造られていたと考えられている。
そんな古代日本から近代までの概略と、戦中戦後から現在に至るまでの変遷を、経済状況や時代背景を踏まえて学習する。

また、「吟味して醸造する」からその名が付いたという吟醸酒の歴史についても。
精米や温湿管理をはじめ、技術の革新を繰り返し図ることで醸造が可能となった吟醸酒。
そこからさらに高みを目指して開発される香り酵母や流行の変遷を見るにつけ、吟醸酒が悲願の酒であること。
そして、造り手・消費者両者にとって、吟醸酒が時代のバロメーターであることが教本を読むとよく分かる。

ひとくちメモ
一般的には「日本酒」、日本の酒税法では「清酒」と呼ばれる日本酒。
そんな中、2015年(平成27年)12月、国内での需要振興や海外への輸出促進に寄与する目的で、地理的表示「日本酒」が制度化された。
「日本酒」を名乗ることができるのは、原料の米に国内産のみを使い、かつ、日本国内で製造された清酒のみ、と定めたもので、国産「日本酒」のブランド価値向上に一役買っているわけだ。
世界的に有名な地理的表示指定の代表例は、ボルドーワインやシャンパーニュ(シャンパン)、パルマハム等が挙げられるぞ。


さぁて、今週のテスト、皆んなは何問できたかな?
次回のテーマは、「日本酒における米」を予定。
しっかり予習しておいておくれよね。
バイナリー!!

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※このコーナーで取り扱っている内容、および出題される設問は、かがた屋酒店が独断的解釈に基き作成したものであり、日本ソムリエ協会(J.S.A.)とは一切関係がありません。なお、商業目的での転載は固くお断りいたします。あくまでも個人的楽しみの範疇でご活用ください。

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