水取日土志の
SAKE DIPLOMAへの道
【語呂合わせ問題集】

日本酒・焼酎のソムリエ「SAKE DIPLOMA(サケ・ディプロマ)」に合格した水取 日土志(みずとり ひとし)が、「SAKE DIPLOMA」資格認定を目指す皆さまに贈る検定試験の対策講座、「語呂合わせ問題集」編。

日土志といっしょなら試験なんか怖くない!
お酒にまつわるアレコレを、楽しみながらレッツスタディ!

目指せ! SAKE DIPLOMA

日土志の語呂合わせ問題集2019 vol.08

問題

第22問2004(平成16)年に改正が適用された「清酒の製法品質表示基準」(国税庁)のうち、純米酒の製法品質の要件に該当しないものを次の中から1つ選びなさい。
使用する原料は米と麹(米麹)のみ
麹米の使用割合が15%以上であること
精米歩合70%以下であること
農産物検査法で三等以上に格付けされた米を使っていること
第23問特定名称酒に使用できる醸造アルコールの重量(アルコール濃度95%換算)は白米重量の何%以下に制限されているか。次の中から1つ選びなさい。
10%
15%
20%
25%
第24問清酒酵母が日本酒醪(もろみ)から初めて分離された後、サッカロマイセス・セレビシエの一類として発表された年号を次の中から1つ選びなさい。
1895(明治28)年
1897(明治30)年
1904(明治37)年
1906(明治39)年

解答

  • 第22問

    「精米歩合70%以下であること」

    2004(平成16)年に改正が適用された「清酒の製法品質表示基準」(国税庁)のうち、純米酒の製法品質の要件から「精米歩合70%以下」が削除され、特定名称の清酒の製法品質の要件に「こうじ米の使用割合15%以上」が追加された。
    (J.S.A.SAKE DIPLOMA 教本 p89)

     
     

  • 第23問

    「10%」

    特定名称酒に使用できる醸造アルコールの重量(アルコール濃度95%換算)は白米重量の「10%」以下に制限されているが、実際にはその半分以下、つまり、5%以下であることが多いという。
    (J.S.A.SAKE DIPLOMA 教本 p90)

  • 第24問

    「1897(明治30)年」

    1897(明治30)年、「Saccharomyces sake Yabe(サッカロマイセス・サケ・ヤベ)」として発表される。
    (J.S.A.SAKE DIPLOMA 教本 p95)

工事前に IKKO さんと特定(特上定食)。ご飯の天ぷらセット、イカもあるって。
工事前(麹米)に IKKO(15%)さんと(三等)特定(特定名称酒)。
ご飯(白米)の天ぷらセット、イカ(10%以下)もあるって(アル添)。

【語呂の説明】
美容家のIKKO(イッコー)さんと特上定食を食べることになった。工事前の景気づけだ。
ということは“工事”って、美容整形の隠語かもしれないな。
“ご飯の天ぷらセット” ということは、パンの天ぷらセットもあるのだろうか……。
とにかく、天ぷらセットには、IKKO さんの大好物(?)、イカの天ぷらも入っているらしい。
一幸、良かったね。
語呂合わせでは “ご飯の天ぷらセット、イカ” で、アルコール添加が「白米重量の10%(テンパーセント)以下」に制限されていることを表している。
(J.S.A.SAKE DIPLOMA 教本 p89-p90)
初盆に一泊後、酒。作家の舞さん、酒やべー(強い)って聞くし、吐くな。
初盆に(初分離)一泊後(1895年)、酒。
作家の舞さん、酒やべー(サッカロマイセス・サケ・ヤベ)って聞くし(規矩治)、吐くな(1897年)。

【語呂の説明】
じいちゃんが亡くなって初めてのお盆。実家に帰省して一泊したが、
次の日に地元で有名な作家の舞さんから飲みの誘いがあった。
酒豪×酒乱で知られる舞さんと飲んだら、オイラでも無事では帰れないだろう。
“規矩治”とは、酵母の最初の発見者である矢部 規矩治(やべきくじ)博士のこと。
(J.S.A.SAKE DIPLOMA 教本 p95)

語呂合わせの補足

1−1.純米酒の要件
1989(平成元)年11月、「清酒の製法品質表示基準」(国税庁告示第8号)が定められ、翌1990(平成2)年4月から適用された。
その後、2003(平成15)年10月31日に「清酒の製法品質表示基準」の一部が改正され、2004(平成16)年1月1日から適用される。

改正によって、純米酒から「精米歩合70%以下であること」が削除されたが、一定の品質を確保する目的で新たに設けられた要件が「麹米の使用割合が15%以上であること」である。
現在は酒造りの技術が向上し、精米歩合70%になるまで磨かずとも素晴らしい酒質を実現する酒蔵は多い。先の要件削除は賢明な判断だったと言えよう。


1−2.特定名称酒のアルコール添加
特定名称酒のうち、本醸造酒・特別本醸造酒・吟醸酒・大吟醸酒が、醸造アルコールの添加を行うお酒である。
醸造アルコールの添加はその効用を得るための高度な技術。江戸期から既に行われてきたクラシックな技でもある。いっぱい入れれば良いってわけでもないし、投入のタイミングや適量の見極めは杜氏の腕の見せ所でもある。


2.清酒酵母の発見
矢部 規矩治(やべきくじ)博士は、この清酒酵母について、稲わらなどに居る微生物で、その後、麹に移り、酒母、そして醪と増殖し発酵に関わることを証明した。分離に成功した1895(明治28)年と言えば、日清戦争(1894-1895年)の時代である。凄い

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※このコーナーで取り扱っている内容、および出題される設問は、かがた屋酒店が独断的解釈に基き作成したものであり、日本ソムリエ協会(J.S.A.)とは一切関係がありません。なお、商業目的での転載は固くお断りいたします。あくまでも個人的楽しみの範疇でご活用ください。

SAKE DIPLOMA(サケディプロマ)とは

日本ソムリエ協会(J.S.A.)主宰の狷本酒・焼酎に特化“した認定制度で、正式名称は
「J.S.A. SAKE DIPLOMA」(2017年発足・新設)。いわば日本酒・焼酎のソムリエのこと。

「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されるなど、日本食が国際的な注目を集める中、その果たす役割が重要な位置を占める日本酒と焼酎。そんな日本酒・焼酎に関する知識と技量の向上によって、国際舞台における日本の食文化が、より一層普及・向上すること、またそれを担う人材の育成を目的に新設された認定制度です。

ちなみに『ディプロマ』とは認定機関が発行する卒業証明書のこと。
ディプロマ取得者は、ある特定の課程を修了し、学位や単位を取得したことを示す。つまり、SAKE DIPLOMAって、言い換えれば『酒博士』ってことだね

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