『姿』醸造元・飯沼銘醸が居を構える栃木県、
同県の名産と言えば「いちご」ですが、実は米どころ。
都道府県別のお米の生産量は、
関東勢ながら第8位に位置します。
（出典：農林水産省「平成30年産水陸稲の収穫量」）

そんな農業立国・栃木県が13年の歳月をかけて
新たに開発した酒造好適米が「夢ささら」です。

酒米の王様である「山田錦」を母に、
病気に強い「T酒25」を父として
栃木県農業試験場が2005年から育成を開始。
10年以上改良を重ね、
2018年2月に品種登録された品種です。

「夢ささら」の特長は、玄米の中心にある
「心白（しんぱく）」というデンプン質の部分が
はっきりとして玄米を削る際に砕けにくく、
吟醸、大吟醸酒向きの良質米とされます。

『姿』の夢ささらは、
すっきりとしていながら口当たりには柔らか味を感じ、
旨味もしっかり出て飲み応えありで、
大変バランスの良い仕上がり。いいですね。

さて、今後はどのような味わいのお酒になっていくのか、
次に飲んだときの印象はどう変わるか、
すこぶる気になりますね。
まだまだ新人の「夢ささら」を
今からぜひ味わっておいてください。

 

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