◎飛鸞（HIRAN）の新たな伝統の礎となるお酒！

平戸には、「平戸神楽」という
国の重要無形民俗文化財に登録されている伝統的な神楽があるそうです。
『飛鸞』も同じく伝統文化として長く嗜んでもらえるような
お酒でありたいと思い生まれたのがこの「HIRAN 神楽」です。

昔と違って日本の食文化は和食だけではなく、
洋食に中華など多種多様な食文化が日常に溢れています。
特に、長崎は「和華蘭（わからん）文化」
というものが根付いているため、
食だけでなく、お祭り、建造物など
至る所に異国の文化を感じることができます。

そんな多種多様な文化で育った酒蔵だからこそ、
現代の多種多様な食文化に合わせるお酒を造りたい。
「HIRAN 神楽」は、そうした志を担う中軸のお酒、
代表作になるべくして生まれたお酒と言えます。

これまで清酒を仕込む上では
あまり使用されてこなかった白麹（焼酎麹）を使用。
乳酸の穏やかな酸味だけでなく、
クエン酸の爽やかな酸味を加えることで
洋食・中華料理で感じられる味付けの濃いもの、
酸味が効いた味付けにも寄り添えるだけの
味わいの骨格を持った酒質が特徴のお酒です。

今季については杜氏曰く、
白麹づくりからして思い通りにいかなかったせいか、
イメージ通りの個性は出せなかったということですが、
パイナップル様の香り軽快、
気づいたら無くなってしまうような飲み口で
スタッフ一同納得の仕上りに。
「イメージ通りにいかなかっただけで、
お酒としてはしっかり美味しく仕上がっておりますのでご安心ください」とのことです。
（安心してください、美味しいですよ！）

定番の「HIRAN にこまる」とはテイストの違う
個性的かつ新しい、次世代に伝えていきたい『飛鸞』として
毎年楽しみなお酒「HIRAN 神楽」。
今季の味わいをどうぞご堪能ください。
継（つな）ぎ、絆（つな）がる酒造り！

 

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