「水曜に取り寄せたお酒で土日(週末)を楽しむ」がモットー(志向)。
毎日をゆるく生きる水取 日土志の緩ライフを毎週ゆる〜くご紹介。

さて、今週はどんな緩ライフを過ごしているでしょうか……

今週の晩酌酒

酒屋八兵衛 「七代目の晩酌」 裏山廃純米 無濾過生前割

七代目が導き出す黄金律!
裏山廃なる究極晩酌酒


「あ、小室さんっ!」

90年代半ばから後半、
業界を席巻した音楽プロデューサーTK。
実際どんだけ聴いてたことか。
CDも買ったり借りたりね。

ところが、同僚が後輩と話すのを聞いたけど、
小室プロデュースと知らない曲多数。
隔世の感。今は昔。

それでも、時代を駆け抜けた証人として
今でもちょくちょくテレビで拝見するTK。
だけど今のいま、小室さんと言えば
小室圭さん a.k.a. 海の王子である。

列島を駆け巡る大フィーバー。
号外まで出た。時の人。

あだ名がコムロックだったとか
苦労人だとか、人となりを表す色々な
情報が飛び交う中、緊急記者会見。

誠実で聡明な応対に感銘を受けました。
お幸せに。

にしても暑いねーーーー!!
東京でも既に真夏日観測済み。



酒屋八兵衛 「七代目の晩酌」 山廃純米 無濾過生前割
(さかやはちべえ ななだいめのばんしゃく うらやまはいじゅんまい むろかなままえわり)

商品を見る(720ml) 商品を見る(1800ml)   
上の写真の御仁こそ、小室さん……
ではなく、銘酒「酒屋八兵衛」を醸す蔵元
「元坂酒造(げんさかしゅぞう)」の
次期当代、七代目・元坂 新平氏である。

「七代目の晩酌」という名は、元坂 新平氏が
実際に晩酌として飲んでいるものなんだとか。
ご本人登場だもん。看板に偽りなしのはず。

そこはいいとして、何やら耳慣れない語感。
「無濾過生原酒」なら知ってるけど、
「無濾過生前割(むろかなままえわり)」て……。
かがた屋酒店の新人・東藤君に更に話を聞く。




このお酒は、アルコール度数のド高い無濾過生原酒に
前もって水を加え、度数調整しているのだ。
なんだか焼酎の前割りみたいね。

と言いつつ実はオイラも、
焼酎でやるのと同様、度数の高い日本酒に
少し割り水して、一晩寝かせてから飲むことがあった。

なぜ前割りするのかって?
その方がやんわりと飲みやすくなるし、
身体への負担も軽減できるかなと思ってね。

でもまさか、オイラと同じことしている人物が
いらはるとは。しかも蔵元さんよ。
そしてさすがは七代目。
前割りとは言ってもオイラとは次元が違う。

新平氏が前割りする理由は、その方が「旨いから」。
じゃあ、どんな酒も前割りすれば旨くなるか
っていうと全く違う。この酒には旨い理由がある。




まず、度数が高い搾りたての山廃生原酒
(アルコール18度以上)を2ヶ月間、
生のまま、じんわり熟成させる。

導き出された最良の「生熟」によって
限界まで旨味・特性が引き出され、
ボトムアップ完了。これが大前提!
ここに仕込み水を後から加えることで
最上の水割りが生み出されるのだそう。

加水するったってまず水が違うよ。
こちとら水道水だが、酒屋八兵衛の仕込み水さ。
水質日本一を誇る清流・宮川の地下水。

それに加水の配分、水が酒に馴染む時間など
あらゆる配慮から黄金律を導き出している。

これが自分の晩酌酒用に考案したレシピ
ってんだから、七代目・元坂 新平氏、
日々の晩酌へのこだわりハンパなし笑!

さて、もう講釈は結構。
オイラの晩酌が待っている。




おつまみメンマチャーシュー

ラーメン屋の定番。
ラーメンが出てくる前に瓶ビール頼んで、
グラス片手にツマムおつまみセット。

暑いからビールも美味いんだけどさ、
一人だとラーメン食べる前に
オイラお腹一杯になっちゃうから
SAKEがいいんだよね実は。

だけど、なればこそ旨い酒飲みたいじゃん
って話になるわけで、ラーメン屋に旨い酒
置いてるかって言ったらないわけで、
だったらば家で実現ってわけです。

このナツいアツ!
ビールよりSAKEがいいオイラにとって
「七代目の晩酌」はまさに待望のお酒だ。
これで自家製なんちゃって前割りは卒業。




桃屋の穂先メンマ やわらぎ

メンマはやっぱこれさ。
一応、瓶から取り出して皿に乗せる。
ラー油に浸かってるからチャーシューの
タレにもなるし簡単、味も最高。

薬味にネギ薄切りとカイワレ大根添えて、
ニンニク・生姜・カラシ三銃士は
チューブのやつがジャンクで合う。

ほな、飲(や)ろかー!




「おやっさん、瓶ビール……じゃなくて、
酒屋八兵衛の無濾過生前割ちょうだいっ」

「あいよっ」

自作自演お疲れさん日土志。
トクトク……自分でお猪口に注いで、
ひと口いただきます。

うん。とっても飲みやすい!
でも思った以上にたっぷり旨み。
細かったり、薄かったりせず
山廃純米のアッパーなボトム感は健在。
なのに飲みやすい不思議。

さすがは生熟のフルボディがベース。
加水生とは思えないジューシーさが
押し寄せてくる。ジュルっ。

水と酒の馴染み具合からか、
前割りらしく甘みも引き出されていて
いい感じ♪

チャーシューの脂身ともマッチして
グンっと甘みの相乗効果。

ラー油漬けメンマのクセ強な濃い味
鮮烈な薬味たちの香味にも負けない
甘酸の圧倒的バランスの良さ!

「確信犯的七代目の裏メニューに脱帽ウマックス!」




やられますた。
さすがマイスターの好み。間下このみ……。

冗談は置いといて、
この無濾過生前割は新しい景色を見せてくれた。
今後、夏酒の新定番になるんじゃないかしら。
それほどの衝撃。

さぁて、シメにラーメン作るかな。
ってオイ! 日土志!!
今年こそは海の王子になるんだろっ?!
なんちて、はは。
メタボ怖いから止めておこう泣

ほいじゃーね!


日土志も脱帽する晩酌へのこだわり。
「七代目の晩酌」無濾過生前割。
夏に新提案の日本酒です。

お取り扱いは、
「かがた屋酒店」および、
「Online Store かがた夜酒店」のみ。

当店限定。数に限りがあります。
お早目にご注文ください。



日土志が飲んでいるお酒

酒屋八兵衛「七代目の晩酌」裏山廃純米 無濾過生前割(さかやはちべえ うらやまはいじゅんまい むろかなままえわり)

商品を見る(720ml) 商品を見る(1800ml)

今週のつまみ

<おつまみメンマチャーシュー>
オイラが大好きな都内某有名ラーメン店のメニュー名をそのまま拝借しました。ラーメン食べたい。


まいばすけっと 西小山駅前店
〒142-0062 東京都品川区小山5-22-11

プロフィール

水取 日土志
(みずとり ひとし)


38歳(男性・独身)。西小山在住。
近所のかがた屋酒店でお酒を買って晩酌するのが一番の楽しみ。
出世するつもりは毛頭なく、職場でもお酒のことばかり考えている。
最近、ウンチクが過ぎて部下にウザがられていることを自覚したのか、
酒屋で仕入れた情報は、もっぱら猫か、かがた屋の新人にだけ話している。
西洋かぶれの一面もある。外見からは想像できないくらいチャーミング。

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