「水曜に取り寄せたお酒で土日(週末)を楽しむ」がモットー(志向)。
毎日をゆるく生きる水取 日土志の緩ライフを毎週ゆる〜くご紹介。

さて、今週はどんな緩ライフを過ごしているでしょうか……

今週の晩酌酒 vol.65

無想 散憂 純米吟醸おりがらみ生原酒(むそう さんゆう)

一杯飲めば憂いも消える!
NEW淡麗スタイルが放つ初の春酒♪



サンキューーーーーーーーーーウ!!


と言えば、
アリスの堀内孝雄だが、
今日は「散憂(さんゆう)」である。

「さんゆう」と聞いて、スーパー!
と答えた貴方は、マイルドヤンキーの聖地、
北関東生まれである可能性が高い。

なぜなら、茨城と栃木には「サンユー」という
スーパーマーケットチェーンが散在するからだ。
両県民に愛される地元密着型のスーパーだが、
運営している会社は異なる。

茨城県北茨城市に本部のある「株式会社サンユーストアー」と
栃木県宇都宮市に本部のある「株式会社サンユー」である。

県別魅力度ランキングで最下位を争う県同士、
仲が良過ぎるのか意地の張り合いなのか
分かんないけど、通じ合うものがあるのだろう。

おっと失礼! 北関東の皆さん。
バカにしてるわけじゃねーかんな?!
オイラ、生まれも育ちも北関東最深部、
れっきとした当事者ですからーー!
(群馬の可能性もあるけどねーー)

なお、最近の研究によると、
マイルドヤンキーなる生態系の人種は
現実には存在しない幻想だとの報告もある。

ははは。
オイラも棲息の有無を
確認したわけではないので分からんが
またも、メディアに踊らされていたということか……。
だが案ずるな日土志、
そんな日々の憂いをすすぐべく醸された
絶好の一杯がここに爆誕!



春酒/無想 散憂 純米吟醸おりがらみ生原酒
(むそう さんゆう)


720ml はこちら 1800ml はこちら   

無想、こないだぶりっ!
先月の無想「厳雪(げんせつ)」に続き、
「今週の晩酌」最多タイ4度目のご登場である。
(もう一つの最多は手取川)

前回は無想醸造元・大洋酒造の醸造責任者である
平田 州(ひらたしゅう)杜氏にインタヴューを敢行。

営業マンとしての経験から、
「日本酒を知るきっかけになれたら本望」という
溢れんばかりの日本酒への思い、謙虚な姿勢や
新しい新潟淡麗のスタイルを確立するべく
緻密に計算された醸造方法まで惜しみなく語ってくれた。

さて、今回のお酒はどんなスタイルに仕上がっているか。
「厳雪」に続く新酒第二弾にして、
無想3年目の今年、満を持してリリースされた新作、
「無想 散憂(さんゆう)」。




聞き馴染みのない言葉だ「散憂(さんゆう)」ってさ。

由来は中国の詩の一節から来ている。
李白と並ぶスーパースター、
中国二大詩人の一人「杜甫」の読んだ
『落日』という題の五言律詩に
その句を見出すことができる。

「一酌散千憂(一杯で千の憂いも散る)」

『落日』は春の夕暮れの情景を詠んだ美しい詩。
千の憂いとは、社会の動乱や自己の不遇に対してであろうか。
ま、何にせよ、「詩聖」と呼ばれる杜甫先生も
お酒タイムが至福ってわけねー。
(李白は「詩仙」と呼ばれるそうです)

さあ、オイラの憂いも「散憂」飲んですすがん!
の前に酒肴!



ホタルイカと菜の花の黄身酢和え

じゃがじゃーーーーーん!
ホタルイカー! 海の宝石。

実は烏賊(イカ)のことを
「大」が10の2乗付くくらい好物だという
平田さん(無想の平田杜氏のことね)。

イカが好き過ぎて
幼いころからイカになりたくて
「来世は絶対にイカ!」と豪語する。
(食べられてもいいのかな?)

そんな平田さんの心意気を感じて今日は烏賊。
烏賊はイカでもちょうど旬の走りでホタルイカ!
(ホタルイカ漁は3月〜5月)

ボイルしたイカには酢味噌が王道だが、
折角の旬の風味をイカすため
黄身酢(きみず)和えに挑戦。

検索すれば黄身酢の作り方は出てくるけど、
念のため言っておくと、
まず卵黄にみりん・砂糖、最後にお酢を入れ、
よく混ぜる。

それを湯煎しつつ手早くまたかき混ぜる。
沸々と乳化してとろみが付いたら完成。
塩加減は最後にお好みで。




それにまた折角の旬なので
オイラの大好物、菜の花もサッと茹でて添えます。

これにて憂いを払う準備万端。
詩聖・杜甫に倣って一献!

おりがらみだ。薄くにごってござる。
濃霧。春霞のように美しく幻惑的。
香りは、前回の「厳雪」と同様、
果実味はあるけど穏やか。

口に含むとやはり無想特有の淡いアタック、
ススーーッと抵抗なく入ってくる。
新潟ニュー淡麗スタイル絶好調!




だが今回はおりがらみだ。
「厳雪」が表現した辛口とは明らかに違う。
開けたての「厳雪」ほど酸は固くないし、
ガスっ気も強くない。

オリ由来の優しい甘さをまず感じて、
じんわり口中に広がると、
レモンのような酸味がキュッと引き締めてくれて
舌の上に微かにピリピリと感じる。

「清涼感あるーーーー!!」




「厳雪」に比べてガス感が薄いし、
春酒らしく甘味が格段にあるのに
後味は何故かスパイスよろしくピリリと辛い。
不思議。でも旨いからヨシ!

平田さんは無想について
「食中での楽しみの一助になるお酒でありたい」と
語っていたけれど、
「散憂」はそのまま飲んで旨い酒に仕上がっているな。
でも旨いからヨシ!

さて、平田さんは烏賊(イカ)。
……じゃなくて、
平田さんの大好きなイカで飲(や)るか。




タンパク質やタウリンも含んで栄養豊富なイカちゃん。
こんな小っちゃいのに
ワタがたっぷり詰まってこっくり濃厚。

「散憂」とはこれだけでも合うのに、
黄身酢のまろやか酸味と
「散憂」の清涼感ある酸味が相まって
実にイカした味わい。
(どんな味わい?!)

ほろ苦い菜の花との相性もいい。
春の芽吹きを口の中で感じる。

ダメだ。グビグビいっちゃう。
この組み合わせは不味い。
いや、不味いんじゃなくて、
ウマ…スギ…ちゃん……。




詩聖・杜甫は、
眼前に広がる麗らかな春の情景と
穏やかに眺める心中を
たった五文字×八句(行)の短い詩の中に表現した。

その詩の世界は、
宇宙を司る黄金律、真理をも内包しているが、
同様に今、
「オイラの内なる小宇宙(コスモ)にも
春の一大パノラマが広がってるよーー
ウマーーーーックス!」





その昔、杜甫先生が飲んだ一杯の効力は、
“千”の憂いまでだったかも知れないけど、
もしその時「散憂」を飲んでいたら、
一杯で“万”の憂いがなくなると詠んだろうに。

そして、はははは、
絶対に一杯じゃあ止められない止まらない。
これが飲み手の心理、かつ真理!

なんつて、サンキュウ散憂♪
オイラの憂いもどっかに散ったぜ。
皆んなも「散憂」飲んで
ぜひ素敵な憂さ晴らしを笑

ほしたらばー!




新潟淡麗の新潮流「無想」から
ファン待望、初の春酒がリリース!

「散憂」というサブネームは
杜甫が詠んだ詩の句、
「一酌散千憂(一杯で千の憂いも散る)」
に材を取ります。

春霞のような美しいおりがらみは
鈍くぼんやり光るラベルと同様
幻惑的な魅力に包まれています。



春酒らしい甘味をたたえながらも
淡麗な飲み口は健在で、
後味にピリリと感じる
スパイスのような辛味も心地良い。

春の旬美旬味とともにぐいっとやれば、
杜甫先生ならずとも
憂いなんかどこかに飛んでいってしまいます。

ニュー淡麗スタイルを確立する
無想の新生「散憂」。
お楽しみください。

数に限りがあります。
お早目にご注文ください。




日土志が飲んでいるお酒

春酒/無想 散憂 純米吟醸おりがらみ生原酒(むそう さんゆう)

720ml はこちら 1800ml はこちら

今週のつまみ

<ホタルイカと菜の花の黄身酢和え>黄身酢(きみず)の柔らかな風味は日本酒にデラ合う。酢味噌のライバル。



東急ストアフードステーション 西小山店
〒142-0062 東京都品川区小山6-3-11

プロフィール

水取 日土志
(みずとり ひとし)


38歳(男性・独身)。西小山在住。
近所のかがた屋酒店でお酒を買って晩酌するのが一番の楽しみ。
出世するつもりは毛頭なく、職場でもお酒のことばかり考えている。
最近、ウンチクが過ぎて部下にウザがられていることを自覚したのか、
酒屋で仕入れた情報は、もっぱら猫か、かがた屋の新人にだけ話している。
西洋かぶれの一面もある。外見からは想像できないくらいチャーミング。

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