「水曜に取り寄せたお酒で土日(週末)を楽しむ」がモットー(志向)。
毎日をゆるく生きる水取 日土志の緩ライフを毎週ゆる〜くご紹介。

さて、今週はどんな緩ライフを過ごしているでしょうか……

今週の晩酌酒 vol.41

直筆!選べる金光 山田錦35/雄町50 純米大吟醸 2015 720ml

かがた屋酒店限定、直筆ラベル!
禁断のブレンデッド純米大吟醸



2度目のカモキンッ!
お久しBRICs(ブリックス)!!

銘酒「賀茂金秀」をカモす金光酒造(金光酒造合資会社)は、
世界的都市「ヒロシマ」の「東広島」ってとこにある。

東広島は現代日本酒の“聖地”と
言えるような場所なんだよね、実は。
理由を2つ挙げるね☆

一つ、吟醸造りの聖地。

明治期に活躍したこの地の醸造家、
三浦仙三郎氏が低温長期仕込みによる醸造法を確立。
これが吟醸仕込みの基礎となった。

一つ、日本酒研究の聖地。

1995年7月、「独立行政法人 酒類総合研究所(旧国立醸造試験所)」が当地に移転。
日本酒の新たな中心地となった。

ご覧の通り、今も昔も酒造りの地として
常にホットな土地柄であり続ける「東広島」。

当蔵はこの地に1880(明治13)年創業という老舗であり、
酒類総合研究所が主催する「全国新酒鑑評会」でも金賞の常連。

名実ともに「東広島」の雄である。
だからインサイダーなど不要。
酒がそれを証明、カモんッ♪



直筆!選べる金光 山田錦35/雄町50 純米大吟醸 2015 720ml

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アレレ?!「賀茂金秀(かもきんしゅう)」じゃない。
今年も金賞を受賞した銘柄「桜吹雪」でもない。

こいつは、かがた屋酒店限定で登場!
今回限りの銘柄……、
その名は「金光(かねみつ)」!

そうさ、蔵元の名前だよ、分かってる知ってる。
しかも一目瞭然、ラベルが手書きだ。
ウホ、感動!

誰が書いたものか。
すべてこの男闘己(おとこ)がしたためた
入魂の文字(とハート♡)♪



金光秀起 杜氏

東京農業大学卒業後、家業を継ぎ
普通酒メインだった蔵に新風を吹き込んだ。
ゆえに「賀茂金秀」の名には、
その名前が刻まれているのだ。

また、杜氏でありつつ、
「代表社員」という肩書も持つ。
蔵元ながら社長じゃないのだ。
なんともリベラルな社風を感じるよ。

今日はその一旦を垣間見た。
だって、次の写真を見てよ。




「な、なんでまた蔵に卓球場?!」

学生時代に卓球部! というわけでもなく、
特に理由はないそう。謎は深まるばかり。

ただ、社員同士、スポーツで絆を深め、
汗を流してリフレッシュしているんだから
いいじゃないか。

ははは。卓球を話題にして煙に巻いたつもりだが、もうお分かりでしょう。
そう、あたくし酒蔵に訪問して参りましたの。
黙っててごめんネコ!

以前、茨城・来福酒造では搾り体験、
次に山梨・中央葡萄酒(ミサワワイナリー)へ伺ったオイラ。
そして今日が、日土志の蔵元探訪第三弾や! ええじゃろ?!





銘酒「桜吹雪」の看板がインパクト大、
でもって木目の外観が美しい蔵に
クラッとして正門をくぐる。




振り返ればこの景色! のどか!
元気に育っている稲の緑が眩しいっ!

田んぼを見れただけで来た価値があった。
さすが聖地・東広島サイコーだ。

そして本題。
蔵内にもどり代表社員・金光杜氏の後をついて行く。





ここは、検査室というお部屋。
搾ったお酒の酒質を検査する。
日本酒度や酸度などの値もここで計る。

初めて見たので興奮していると、
金光杜氏が何やら検査室でモゾモゾやっている。
そして出してくれたのがコレ↓




黒いラベルの一升瓶は、言わずと知れた
「賀茂金秀 純米吟醸 雄町」。
と、その前にラベルのない瓶が2本ある。

どちらも特別にあつらえた限定のブレンド酒だが、
きき酒の結果、ズバリ向かって右のお酒が
かがた屋酒店用に出荷される予定なのだとか。

ブレンドする前のお酒は全て純大吟スペックにつき、
自ずと“ブレンデッド純米大吟醸”!
で、低温長期貯蔵!

これはビッグニュース!!




真剣にテイスティングする金光杜氏。




仕上がりは上々のようだ。
顔がほころんでる!

ほかのお酒は飲ませていただいたけど、
オイラ、これだけは飲むのを固辞した。

かがた屋酒店に届いてから口にするんだ。
だって直筆ラベルを眺めつつ、
襟を正して飲みたいじゃろ?!




言葉はなく、背中で語る金光杜氏。

かがた屋酒店のオリジナルTシャツ
通称「かがT」と寅壱の手ぬぐいコーデ。

完璧な着こなしに言葉を失うオイラ。
やっぱ、オーラがあるのよ。

こうして蔵訪問は完了。
東広島をあとにして数週間後、
ついにあの時のお酒がかがた屋酒店に到着した。




やっとお目にかかれたぞ。
金光秀起杜氏、入魂の直筆ラベルによる
ブレンデッド純米大吟醸、
早速いただきます!

純米大吟醸らしく、
晴れやかで凛とした香りが鼻腔をくすぐる。

口に含むと、ギュンッと甘みが来る。
ピンクグレープフルーツを思わせる
酸味の効いた爽やかな甘さ。

僅かながらもチリチリとフレッシュなガスっ気と、
ピングレらしいアフターのGOODビターにキリッ!

詳細は、かがた屋酒店の中型ルーキー、
バカボン四段に聞いた。
最近は、平幕力士で人気の宇良(うら)関に
似ていると評判だ。本当だ、似てる笑

「二つの純米大吟醸のブレンドなんですよ」




ひとつは精米歩合35%の山田錦。
兵庫県特A地区産の特上米で醸した純米大吟醸ということ。

まさに出品酒クラスなわけで、
金光酒造の造った酒だから金賞酒クラスさ。

ちなみに特上米ってお米の最上級品質ね。

もうひとつは、精米歩合50%の雄町。
広島杜氏の吟醸造りは雄町が大本命だ。

配合比は山田錦3:雄町7。
2015(平成27)年度醸造で低温2℃貯蔵。

つまり、華やかな香りの山田と、
味わい深い雄町のいいとこ取り。

さらに、ゆっくり低温で貯蔵されたため、
丸みのある味わいでありながらも、
まだ鮮度を残すフレッシュさがコラボっちゃって……

「奇跡の多次元どフュージョンUMAX!」


シリアルナンバーがしっかり入ってる。
▼これは「No.46/No.85」▼


香り・味わいの濃淡、深浅に加え、
山田錦と雄町の時間軸、鮮度の新古が多元的に絡み、
色んなベクトルの両極が1本に詰まった禁断のブレンドデッド純米大吟醸。

兎にも角にもワンダーな酒、
それが「金光」!

ほとばしる感動をありがとう金光杜氏。
きっとまた伺います。

バカボン四段に話を聞いたけど全部知ってたよ。
だって蔵元で聞いたもんね。
へへへ、すまん笑。

ほいじゃーね。



兵庫県特A地区産の“特上米”山田錦
で醸した純米大吟醸、35%精米。

もっとも造りが多く、
得意とする雄町米の磨き50%純米大吟醸。

金光秀起杜氏が導き出した黄金比率により
調合された禁断のブレンド酒、
その名も「金光」!

シリアルナンバー入りの限定85本(720ml)。

このクラスでは超お買い得品。
ご本人入魂の直筆ラベルは、
まさに掛け値なしの1本です。

お買い逃しなく!


お取り扱いは「かがた屋酒店」もしくは、
「Online Store かがた夜酒店」のみ。

数に限りがあります。
お早めにご注文ください。



日土志が飲んでいるお酒

直筆!選べる金光 山田錦35/雄町50 純米大吟醸 2015 720ml
 

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プロフィール

水取 日土志
(みずとり ひとし)


38歳(男性・独身)。西小山在住。
近所のかがた屋酒店でお酒を買って晩酌するのが一番の楽しみ。
出世するつもりは毛頭なく、職場でもお酒のことばかり考えている。
最近、ウンチクが過ぎて部下にウザがられていることを自覚したのか、
酒屋で仕入れた情報は、もっぱら猫か、かがた屋の新人にだけ話している。
西洋かぶれの一面もある。外見からは想像できないくらいチャーミング。

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