水取日土志の
SAKEディプロマへの道

お酒をこよなく愛する水取 日土志(みずとり ひとし)が、
日本酒・焼酎のソムリエ「SAKE DIPLOMA(サケ・ディプロマ)」の
資格認定を目指し、奮闘する姿を追っていく、
いわば検定試験の対策講座です。

SAKEディプロマとは

日本ソムリエ協会(J.S.A.)主宰の狷本酒・焼酎に特化“した認定制度で、正式名称は
「J.S.A. SAKE DIPLOMA」(2017年発足・新設)。いわば日本酒・焼酎のソムリエのこと。

「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されるなど、日本食が国際的な注目を集める中、その果たす役割が重要な位置を占める日本酒と焼酎。そんな日本酒・焼酎に関する知識と技量の向上によって、国際舞台における日本の食文化が、より一層普及・向上すること、またそれを担う人材の育成を目的に新設された認定制度です。

ちなみに『ディプロマ』とは認定機関が発行する卒業証明書のこと。
ディプロマ取得者は、ある特定の課程を修了し、学位や単位を取得したことを示す。つまり、SAKEディプロマって、言い換えれば『酒博士』ってことだね

日土志といっしょなら試験なんか怖くない!
お酒にまつわるアレコレを、楽しみながらレッツスタディ!

目指せ! SAKEディプロマ

祝☆合格! J.S.A. SAKE DIPLOMA

今週のテスト

Q22.日本酒は「一麹ニ酛三造り」と言われ、麹造りが何より大事とされるが、麹造りの責任者としての役割を担う蔵人を何と呼ぶか、次の中から1つ選びなさい。
代師
船頭
酛屋
Q23.次の中から、四大杜氏の一つに挙げられる杜氏集団を1つ選びなさい。
能登杜氏
但馬杜氏
山内杜氏
出雲杜氏
Q24.日本酒出荷量の減少とともに減少傾向にある杜氏だが、高品質・高付加価値の日本酒が見直される中、2013(平成25)年に旗上げした杜氏流派はどれか。次の中から1つ選びなさい。
富山杜氏
下野杜氏
会津杜氏
広島杜氏

解答

  • Q22.

    「代師」

    麹造りは代師(だいし)とも呼ばれる麹屋(こうじや)が担当する。∩テは、出来上がった醪(もろみ)の搾り担当(槽を扱うから)。酛屋(もとや)は酒母造り責任者。い賄了瓩鬟蝓璽澄爾箸垢襪班リーダーにあたる。その他、酒米を蒸す「釜屋」などがある。
     
     
     

  • Q23.

    「但馬杜氏」

    俗に三大杜氏と呼ばれるのは兵庫の丹波杜氏、岩手の南部杜氏、新潟の越後杜氏。ここの但馬杜氏を加えて四大杜氏ともされる。’重佚了瓩論仞邯珠洲市周辺を出身地とする漁師系杜氏。山内杜氏は秋田県の農村系杜氏であり、現在は県内全域の杜氏を山内杜氏と呼ぶ。そ弍静了瓩賄膾県松江市周辺を出身地とする杜氏流派。

     
  • Q24.

    「富山杜氏」

    富山杜氏に先んじて、_馗電了瓩1989(平成元)年、次いで下野杜氏が2006(平成18)年に旗上げ。す島杜氏は明治期に、東広島の三浦仙三郎氏が立ち上げた。吟醸仕込みの基礎である低温長期仕込みを開発し、広島の酒蔵に広めた結果、1911(明治44)年に開かれた第1回全国新酒鑑評会では広島杜氏の酒が上位を独占したという。
     

杜氏集団・流派
年間を通して行われていた酒造りだが、江戸時代、17世紀後半に灘の寒造りが確立。腐造が減り酒質が上がったことから幕府も推奨。
冬場だけの労働力が必要となったため、灘では近隣の丹波からの出稼ぎを受け入れた。これにより丹波杜氏が誕生。生もと造りが確立した。

冬場の労働力としての出稼ぎであるため、大きく農村系と漁師系杜氏に分かれるが、漁師系杜氏の代表が石川の能登杜氏である。
また、丹波杜氏のように、灘という特定地域に特化した酒造りを得意とする流派があるのに対し、地域を限定せず、全国各地で酒造りを行ったため、汎用的な酒造技術が磨かれた杜氏集団もある。

日土志メモ
日本酒出荷量は1973(昭和38)年を頂点に減少に転じるわけだが、伴って杜氏さんの数も2000人をピークに減少を始める。
蔵元自身が杜氏を兼ねるようになったことや、杜氏以外の冬場の勤労機会が増えたことなど、要因は複合的だ。

そんな中、付加価値の高い日本酒、地酒ブームの機運に乗じて、南部杜氏が精力的に活動し、復権を果たした。今や名実ともにトップの杜氏流派として日本酒の世界に活況をもたらしている。
また近年、東京農大出身の蔵元や脱サラ出戻り蔵元など個性豊かな蔵元杜氏による常識に囚われない酒造りによって、業界に新風と活況がもたらされている。

さぁて、今週のテスト、皆んなは何問できたかな?
次回は、酒造りの主要生産地に目を向けます。
バイナリー!!

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※このコーナーで取り扱っている内容、および出題される設問は、かがた屋酒店が独断的解釈に基き作成したものであり、日本ソムリエ協会(J.S.A.)とは一切関係がありません。なお、商業目的での転載は固くお断りいたします。あくまでも個人的楽しみの範疇でご活用ください。

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